昔はカジノのスロットから排出されるのは現金貨幣で、ジャラジャラという音に誰もが興奮したし、カップに貯まるその重みもお金の実感があってドキドキした気がする。
今ではほとんどのカジノがTITOバウチャー(Ticket-In-Ticket-Out)と呼ばれるレシートのような紙を排出するスロットを導入していて、ジャラジャラも無ければ、重みもなく、ただ残高がプリントされた薄っぺらい紙を持って席を立つことになっている。
フィリピンのマニラにオープンしたばかりのオカダマニラに至ってはTITOバウチャーでもなくキャッシュアウトカードと呼ばれるプラスチックカードが出てくるマシンになっていて、もはや残額すらも印字されなくなった。
これはこれで手も汚れないし、スタッフの労力も減らせるし、メリットが沢山あるのは理解できる。
だけどあのコインカップを持ち歩く感覚をもう一度味わいたい気もする。
日本のパチスロやゲームセンターのメダルゲームはコイン排出型なので、まぁアレでもいい気がするけれど、やっぱり本物の貨幣を詰め込みたいところ。
調べたところ、マカオや韓国には無さそうだが、ラスベガスをはじめアメリカ郊外のトライブカジノでもまだ一部のカジノの一部のマシンではコイン型が残っているらしい。
けれどこれらも残りわずかで、機種入れ替えでいつなくなるか分からない。
確実にコイン型に出会える場所
色々と検索したけれどあまり有益な情報を拾えず諦めかけていたその時、つい最近コイン型でプレイしていたことを思い出した。(笑)
ほんの暇つぶし程度に立ち寄っただけだったのですっかり忘れていた。
その場所とは、オーストラリアのポーキーと呼ばれるカジノバーである。
オーストラリアには大きいIRもいくつか存在するが、それ以外にも街中のバーにスロットが置いてあるところが沢山あり、お酒を片手に気軽にスロットが楽しめるようになっている。
内陸部の偏狭な町にも必ずと言っていいほどある国民から愛されているこのポーキーは、機種変更なんてほぼ行われないし、台数が少ないのでわざわざバウチャー等を発行する方がコストがかかってしまうため、今でも多分100%がコイン型のマシンなのだ。
というわけで、あの現金ジャラジャラを再び味わいたい人は是非オーストラリアのポーキーへ。
本物のディーラーとリアルタイム勝負!
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