無料の食事、無料の航空チケット、無料の空港送迎、無料の宿泊！
VIPになればその他にも色んな素敵な特典（COMP-コンプ）を享受することが出来ます。
すべてカジノホテルで済ませれば、旅費がほとんどかからないなんてことも！
そんな魅力たっぷりのVIPになるには一体どうしたらいいのでしょうか？
それなりの出費が必要です
当然ながら（残念ながら）、タダでそんな待遇は受けられません。
航空券やホテルの宿泊費が無料になるようなコンプをゲットするには、それ相応の額をカジノで使って遊ぶ必要があります。
ここでは、【基本】【中級者向け】【上級者向け】の３パターンでVIPになる方法を紹介します。
【基本】カジノのポイントでVIPを目指す
カード技術のなかった昔には無かったものですが、今ではほとんどのカジノが会員カード（Rewards Card-リワーズカード）を発行しています。
カードは無料で簡単に作成することができ、遊ぶ前にスロットゲームに挿入したり、ディーラーに渡すことで、誰が・いつ・いくら使ったのか全て記録されます。
そして遊んだ金額に応じたポイントがどんどんカードに貯まっていき、貯めれば貯めるほどカードのランクが上がったり、様々なサービスと交換することが出来ます。
例えばレストランのランチセットは50ポイント、ホテルのスパは500ポイントというようにコンプには必要なポイントがあらかじめ設定されており、カードリーダー（キオスクと呼ばれる端末）やカスタマーカウンターで欲しいコンプを選ぶと、そのレストランなどで使えるクーポンが発券されるシステムになっています。
（あるいはホテル内のショップやレストラン等のレジで会計の際に提示すると〇％OFFになるというようなサービスもあります。）
この時、クーポンを発券しても、ポイントそのものは消失しません。
例えば100ポイント貯まり、100ポイントの食事クーポンに使ったとします。
直後にカードの残高を見ても、ポイントは100のままです。
もし次にまた100ポイントの食事クーポンを手に入れるためには、新たに100ポイントを貯めて、合計200ポイントまで貯める必要があります。
ラスベガスのカジノはほぼこのシステムになっており、様々なコンプを受け取りながらポイントを貯めていくと、カードのステータス（Teir-ティア）がランクアップしていきます。
ただし、ラスベガスの多くのカジノの場合、最上級VIPクラスのカードは完全招待制となっており、そのひとつ下の準VIPに該当するティアの人の中から、毎年一定基準を満たす人に声がかかるようです。
この基準や招待人数は完全非公開となっているため、高額プレイヤーでもなかなか手に入れるのが至難の業です。
ポイントの有効期限はカジノによっても多少異なりますが、取得してから１年としているところが多く、またこのティアは多くの場合１年～半年に１回見直しがあり、条件を満たしていない場合は降格もします。
なのでただ大金を使って遊ぶだけでなく、頻繁に遊ぶということも重要になります。
【例：MGMの場合-M life Rewards Card】
サファイア・ティアからスタート
25000ポイントでパール・ティア
75000ポイントでゴールド・ティア
200000ポイントでプラチナ・ティア（準VIP）
招待でノワール・ティア（VIP）
【中級】ジャンケット業者に頼む
上記の基本の流れでVIPを目指す場合には、少なからず時間を要すため、初回訪問時に航空チケットをもらったり、送迎をしてもらったり、宿泊を割引・無料にしてもらうことは出来ません。
最初からVIP扱い～それを可能にしてくれるのがジャンケット業者です。
ジャンケット業者とはカジノと正規に契約を結んでいる【ハイローラー（高額プレイヤー）斡旋業者】で、カジノにハイローラーを沢山連れていくことでキックバックを受け取っており、ホテルや飛行機の手配はもちろん、滞在中のお世話も全部してくれます。
言わばカジノ案内・通訳までしてくれる旅行代理店です。
主にマカオやマレーシアなどのカジノへ中国人富裕層を送りこむために生まれた業種のため、ラスベガスの全てのカジノでこのシステムが使えるわけではありません。
日本人向けジャンケット業者も国内に少なからず存在していますので、行きたいカジノに対応しているかどうか、まずは業者に問い合わせてみましょう。
ジャンケット業者に依頼する際には、あらかじめフロントマネーと呼ばれるデポジット金を業者またはカジノへ渡すことになります。
これは「これくらいは使う予定です」、というお金になります。
ジャンケット申し込みに必要なフロントマネーは最低でも500万円ほどに設定されているため、初回訪問時から様々なコンプを受け取ることが可能になるのです。（フロントマネーを入れても実際にプレイに使った額に応じたサービスのみになるカジノも多々あります。）
※ジャンケット業者によって条件は様々だと思いますが、大抵は合計ベット額がフロントマネーと同額程度になるくらいまで遊ぶ必要があります。
残ったフロントマネーは払い戻しも出来ますし、カジノに預けておき、次回訪問時に利用することも可能です。
（現地でフロントマネーを現金として引き出すのは基本的に断られるため、滞在中のお小遣いは別途用意しておく必要があります。）
専用ルームでプレイ
ジャンケット業者を通じてカジノへ行く場合には、ジャンケット専用のプレイルームでプレイすることになります。
静かな個室でのプレイとなり、スロットもテーブルゲームもゲーム種類はわずかとなります（もちろんどれもミニマムベットは高額です）。
その方が落ち着いて良い、仲間と騒ぐから良い、という人もいれば、物足りないと感じる人もいると思います。
もの凄い大金持ちの人でも、VIPルームが嫌いでいつも普通のフロアで豪遊し、みんなから注目されるのが好きという人もいますし、プレイスタイルは人それぞれですので、自分に合うスタイルを選びましょう。
【上級】自分でフロントマネーを預ける
中級で言及したフロントマネーは、ある程度の英会話が出来る人であれば業者を通じなくても個人でカジノに預けることが出来ます。
前述のジャンケット業者を通じて行く場合は、業者がキックバックを契約しているカジノの中からしか行き先を選ぶことができませんが、個人でフロントマネーを預ける場合は世界中のどこのカジノでも行くことが可能になります。
現地に着いてから現金（トラベラーズチェックにして持っていくのが好ましい）をキャッシャーにて預けることも出来ますし、出国前に送金しておくこともできるため大金を持ち歩く必要がありません。
この場合もカジノ側は「この人はこのくらい使う予定なんだな」と認識するため、それ相応のコンプを受け取ることが可能になります。
（実際にプレイした額に応じた分のコンプのみになるカジノもあります。）
送金方法やコンプ等の詳細は各カジノのカスタマーサポート等にお問い合わせください。
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