３つのサイコロの出目を当てるカジノゲーム、シックボー（Sic Bo）
シックボーは大小（タイサイ）とも呼ばれる中国生まれのサイコロゲーム。
そのためマカオのカジノには必ずあるが、欧米のカジノではあまり見かけないゲームだ。
賭け方には全部で50通りもあるが、シックボーのテーブルにはサイコロの目が分かりやすく絵で表示されているので初見でも分かりやすい。
３つのサイコロのうち１つの出目を当てる、２つの出目の組み合わせを当てる、３つの合計を当てる、ゾロ目に賭ける、３つの合計がBIG（１１〜１７）かSMALL（４〜１０）に賭ける方法（ただしゾロ目は除く）、等があり、同時に何箇所にベットしてもOKだ。
多少配置が異なるものもあるが、基本のテーブルはこちら。
１つの出目を予想する場合
テーブル最下にある６つのマスの予想する出目にチップを置く。
３つのサイコロのうち１つでも一致していれば１倍、３つのうち２つの数字が一致していれば２倍、３つ全ての数字と一致していれば３倍のチップが戻る。
３つのうちの２つのサイコロの組み合わせを予想する場合
サイコロの絵が２つ描かれているマスにチップを置く。
上部は確率が低いゾロ目のため戻りは１１倍、その他の組み合わせは全て６倍のチップが戻る。
３つのサイコロの合計値を予想する場合
テーブル中央の数字が書かれたマスにベットする。
それぞれの出現確率に応じて戻りが設定されている。（数字の下に表記）
合計値３（１が３つ）、１８（６が３つ）の場合は、後述する３つゾロ目の箇所にベットすることになる。
３つ全てゾロ目を予想する場合
上部中央の３つのサイコロが描かれたマスにチップを置く。
サイコロの目まで指定して賭ける場合は両端のマスへ（１８０倍）、数字は指定せずにゾロ目が出ることに賭ける場合は中央のマス（３０倍）に置く。
３つの合計値が大か小かを当てる場合
上部両端のマスにチップを置く。
合計値が１１〜１７は大（BIG）、４〜１０は小（SMALL）となり、３つ全てゾロ目が出た場合には、どちらにベットしていても負けとなる。
勝った場合の戻りは１倍。
ゲームの流れ
ミニマムベットを確認
テーブル毎にミニマムベット（最低必要賭け金）が異なり、テーブル周辺のボード等に表記されている。
まずは自分の予算に合ったテーブルを探そう。テーブルにつく
すでにプレイしている人がいる場合はゲームが終わるのを待とう。
"May I join this table?" と一言かけると紳士的。専用チップに交換
シックボーは専用のチップを使うので、他のゲーム用チップでは遊べない。
現金、または他ゲームのチップをテーブルに置いて、シックボー用チップと交換してもらおう。
"Change please."
※ディーラーに直接手渡しでお金やチップを手渡すのは厳禁！フェアプレイを疑われないようにお金やチップは必ずテーブルに置いて手を離し、天井の監視カメラにも換金とわかるようにしよう。チップを賭けたい場所に置く（ベット）
次のゲームの準備が整うとディーラーが "Place your bets please." と声をかけるので、好きな場所にチップを置こう。
"No more bets." と声がかかったらベットタイム終了だ。サイコロシャッフルスタート！
ガラスカバーの中のサイコロがシャッフルされる。
多くの場合、シックボーは電光テーブルが採用されていて、サイコロの出目が決まると当たりの場所が点灯して知らせてくれる。配当を待つ
結果に応じてチップの払い戻しが行われる。
終える時は再度チップ交換を
シックボー専用チップは他のゲームでは使えないし、キャッシャーで現金に換金することも不可能。
なのでシックボー専用チップが残っている場合は通常のゲームチップに交換してもらってからテーブルを離れよう。
"I'm out. Change, please."
チップは渡したほうがいいの？
テーブルを去る際にディーラーにチップを渡すかどうかはあなたの気持ち次第だが、大勝ちした時は1～5%を目安に "Thank you."とチップをテーブルに置いていくとカッコイイ。
（現金でもゲームチップでもどちらでも構わないが、これも手渡しはNGなので注意しよう。）
シックボーの流れを動画で見てみよう
まずはエレクトリック・シックボー（タイサイ）で慣れよう
マカオのカジノではほとんどのスロットコーナーにエレクトリック・シックボー（大小・タイサイ）も用意されている。
対人ではなく、自分のペースでプレイできるので初心者向けだ。
オンラインカジノも練習に最適
旅行先のカジノに行く前に慣れておきたい人にはオンラインカジノがオススメだ。
海外政府認可のオンラインカジノであれば、日本人であっても合法的に、本場のカジノと同様にお金を賭けてプレイすることが出来る。
オンラインカジノもエレクトリックタイプと対人タイプ（LIVEプレイ）の2種類が用意されているほか、実店舗カジノ（ランドカジノ）よりもミニマムベット額が低いので少ない額で楽しめるのが特徴だ。
もちろん高額で遊びたい人向けのテーブルも用意されている。
オンラインカジノはランドカジノと変わらない厳しい認可制・監視態勢を敷いており、クレジットカードや銀行入金で始められ、スマホやタブレットでも遊べる手軽さから年々ユーザーが増加し、その興行収入は今やラスベガスやマカオを抜いているほどだ。
最近では日本語に対応したオンラインカジノも増え、カジノがますます身近な存在となってきている。
日本語サポートがあるオンラインカジノには、ベラジョン・カジノ（マルタ）、エンパイア・カジノ（フィリピン）、W88（フィリピン）、カジ旅−Casino Heroes（マルタ）、32red（ジブラルタル） 等がある。
おすすめは日本語サポートが最も充実していて分かりやすくボーナスが多いベラジョンカジノだ。
いずれも登録無料で無料プレイモードもあるので、興味がある人は日本語公式サイト（カジノ名をクリックで開きます）を見てみよう。
注意：日本国内のカジノ、日本国内サーバーのオンラインカジノで賭博するのは違法行為です。違法カジノでプレイするのは絶対にやめましょう。
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