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金持ちはフロントマネーを使いこなす

海外のカジノを楽しむ時に気になるのがお金の持ち歩き方。

現金?クレジットカードカード?トラベラーズチェック?

ちょっとした観光程度にカジノを楽しむのであれば50ドル〜200ドル程度を現金で持っていくか、カジノ内のATMで引き出せばいいだろう。

だが1回のゲームに100ドル、500ドルという高額をバンバン賭けるプレイヤーの場合、一晩で数千ドル以上必要になる。

そんな大金を持ち歩くのは危険な上に嵩張るし、ATMにも限度額があるので難しい。

こうした高額プレイヤーをハイローラーまたはホエールと言うのだが、カジノ側はこの上客ハイローラー達のための入金手段としてフロントマネーというシステムを用意している。

事前にカジノに銀行送金しておく仕組みで、カジノのテーブルに着いたらサイン1つで送金額内から好きなだけ使うことが可能になる。

送金手数料はかかるが、コンプ(色んなサービス特典)を受けやすく、何より便利で安全な手段だ。

他にもクレジットラインという手段があり、こちらはお金を与信で貸してくれるサービスになる。

収入や職業や経歴をカジノ側が調査し、その人に貸せる額が決まる。

設定された額の中で好きなだけ遊ぶ事が可能で、借りた額より多く勝てば現金として持ち出せる。負けた場合は、後日請求書が家に届くことになる。

手軽で比較的少額からでも申込めるため、ラスベガスのカジノプレイヤーの中では主流となっている入金手段だ。

ただし、そのカジノがある国で働き収入を得ている人でないと信用調査が行えないため、日本人でこのクレジットラインを使える人はかなり限られるだろう。

大型IRカジノであれば日本語のカスタマーデスクを用意しているので、予め大金を使ってプレイことが分かっている場合は、フロントマネーサービスまたはクレジットラインを申し込めるか聞いてみよう。